酒造会社様 麹の発酵室(むろ)8台
上質な酒を支える、伝統技術による麹室
koji-muro / fermentation-room / cedar-construction / no-adhesives / traditional-joinery / ventilation-control / adjustable-panels
県内酒造会社様のご依頼を頂き作成しました。 日本酒を作る際の最重要工程である、麹造りのための「室(むろ)」です。上部のすのこの上に布を敷いて、麹菌をまぶした、蒸したお米を置きます。最初は熱くて水分も含んでいるので広げます。その後徐々に冷ましながら、片方に寄せていきますが、その際に重要になるのが「換気」です。その換気の最初の調整を行えるように、短辺の下部には丸い穴を開けて、そこに小さな引き戸が付き、換気量を調整します。またその後にさらに冷やし、水蒸気を飛ばすために、長辺のパネルを取り外します。そこにも以前にサトミキルンギャラリーのドアで用いた、「上げ猿」が二か所用いられています。(ちなみに最高級の日本酒を作るため、この室(むろ)には地場産の杉材以外、一切の接着剤などは用いられず、木組みの手法で作られています)。このような過程を経て、上質な麹と、それを使った上等な日本酒が作られます。
